【祈り】古代回帰 海神の声を聴く! 幕末の声を聴く  柿崎弁天島・静岡

2023.6.6  Chikako Natsui
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恵比須島の次に訪れたのは、同じく静岡県下田市にある柿崎弁天島!

 

 

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伊豆下田 柿崎弁天島

 

 

柿崎弁天島

静岡県の下田港(下田市)の港内にある島。下田市柿崎地区の沖にあり、柿崎弁天島とも呼ばれる。
かつては湾内に浮かぶ島だったが、防波堤によって接続されており、道路が通じて地続きになっている。

弁天島のある伊豆半島は、日本列島の中では特異なルーツをもっていて、フィリピン海プレートに乗って数千万年かけて北へ移動してきたものである。もともとは海底火山であり、その火山噴出物が海底で堆積、隆起、侵食されて沈降を繰り返しながら形成された。

数百万年前、南方から北へ移動してきた伊豆半島は、本州に衝突して隆起をはじめた。弁天島の一帯もこのとき小高い山となった。これが水流による侵食を受け、島となった
(Wikipediaより)

 

 

伊豆半島ジオパーク

 

下田市観光ガイド

 

伊東マリンタウン

 

 

昔は少なからず、海に隔てられていたのかもしれないが、現在は、島というイメージはない。

 

 

数百万年前、南方からやってきた伊豆半島は本島に衝突し、隆起し始め、弁天島あたりも小高い山になったという。

ここもまた、山というイメージではないが、

太古の昔を妄想し、この階段を山登りと見立てよう!

 

 

 

頂上到着!

 

松の神木が、温かい土地らしさを感じさせる。

 

 

下田龍神宮

祭神 下田龍神

 

 

 

なんといっても目を惹くのは、龍神宮の隣にある、地層!

大きなサルノコシカケ・・のように、見える。

 

 

 

 

 

以前は、狭いながらも島一周できて、

洞窟内を見ることもできたようだ。

しかし、現在は、岩や石が崩落するからか、お社から先の道は、通行禁止になっていた。

 

境内から見える景色。

こちらも海が綺麗!

近くには、釣り人の姿も!

 

 

そして、弁天島から戻る。

 

 

弁天島の斜交層理

幕末の思想家・指導者として有名な吉田松陰が、黒船での渡航を企てた柿崎・弁天島。
弁天島周辺で見られる縞々の地層は、数百万年前に海底火山から噴出した火山灰や軽石が、波や海流によって
運ばれてできた地層です。こうした地層が地殻変動により隆起して地表に現れ、波で削られた場所が弁天島なの
です。斜めに交差する縞模様は斜交層理と呼ばれ、当時の海流の向きや水深を推定するヒントになります。
※弁天島を含む周辺の斜交層理は、静岡県の天然記念物に指定されています。

 

生物活動の化石

弁天島の地層が海でたまったことは、地層中に含まれる化石からわかります。
こうした化石には、貝殻などの他に、生物が掘ったり這いまわったりしてできた「生痕化石」があります。

 

 

弁天島を構成する、

素晴らしい地層!

 

 

 

弁天島からすぐのところにある公園に行ってみる。

 

吉田松陰・金子重輔先生踏海企ての跡

憂国の志士吉田松陰は、弟子金子重輔と共に柿崎弁天島の祠に身を隠し
夜になって、ここ弁天島の浜辺より小船漕ぎだした。尊王攘夷の嵐の中で、
海外の事情を探るべく渡航を達せんものと必死になって荒波とたたかい
米艦ポーハタン号に向かいつつある緊迫の場面である。雄図空しく挫折したが、
その国を思う気迫と精神は見る者に深い共感を呼び起こさないではおかない。
時に嘉永七年三月二十七日の夜(西暦一八五十四年四月二十四日)であった。

「世の人はよしあし事もいはばいへ 賊が誠かは神ぞ知るらん」

 

 

同じ景色を吉田松陰も見たのだろうか。

 

穏やかな気候と海。そんな風景と相反するような、下田と激動の幕末は縁が深い。

 

 

 

そして、今度は、下田から西伊豆・堂ヶ島へ。

 

そこで、遅めのランチ!

 

伊豆半島といえば、金目鯛。

干物焼きでいただく。

 

 

 

 

 

 

 

 

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