ヒトはなぜインドに魅せられ、インドを目指すのか インドヒーリング特集Vol.1

2017.5.17  Cosmic Academy Japan

インド・ラブな人間には永遠のテーマです。
周囲のインド好きに質問しました。
「ナニゆえに行くの?インド」

皆一様に悩みました。
答えが出ないから答えを探しに。呼ばれるから。パワーがあるからetc…

私の場合は結果的にいつも自分探し。
何度インドに行ってもいまだに本当のインドは見つける事は出来ず、代わりにいつも発見するのは自分も知らなかった自分自身。
インドの実態はつかみどころがなく手が届きそうで届かない。そしてある意味、写し鏡。
怯えたままでいれば、怯えるような思いをする事が沢山やってくる。
自然体でいたなら、素晴らしい経験をもたらしてくれる。
そしてわかった気になっていると、思わぬ所でふいに足元をすくわれる…

美と醜、善と悪、聖と俗、新と旧、生と死ですら全てが隣り合わせであからさま。
上手く取り繕って生きてきたつもりでいても、そこに行けば隠していたもの全てが丸裸にされて白日の下に晒されてしまう。
それが「本質」というもので本能が無条件に「本質」に惹きつけられて、その無条件な本能に何かと理由をつけてみたがるのが人間の性なのかもしれません。
本質の存在をキャッチした人はそれを「呼ばれた」と表現し、見たもの、聞いたもの、経験した事全てを呑み込み吸収する。
そんな貪欲さがあればあるほどとても楽しい国になり、上手く呑み込む事も吸収する事もできなければ二度と再び行きたいとは思わない――

なんて言葉遊びはさておき!
魅力の底なし沼、様々な時代の暮らしが混在しているようなパラレルワールドインドの古今東西をムンバイ出身、日本大好き生粋のインド人サカレと「日本に生まれたの、何かの間違えだろ?」と本気で思っているインドかぶれの日本人みつこがお届け致します(笑)



この記事の著者紹介

ありはらみつこ
ライフバランスアドバイザー。高校生の頃からインドに興味を持ち、心身のバランスを崩した事をきっかけにインド伝承医療アーユルヴェーダを学び10年。長年の経験と知識で多くの方の心身の悩みを解消している。