「お金をかけずに運命を変える方法」 地球の守り人 中原 稔コラム No.8

2019.3.6  Chikako Natsui
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地球を守るために生まれてきたソウルメイトの皆さん、こんにちは^ – ^
お岩木山自然農園の中原稔です。みのっちと呼んでくださいね。

今年の冬は沖縄で、土作りの実験圃場をする機会に恵まれました。お世話になっている皆様に心より御礼を申しあげます。

土作りはなかなか思い通りの結果にはならず苦戦していますが、それもとても良いデータ収集になっています。

誰でも簡単に無農薬の野菜が作れるようになることが私の目標です。

そうすれば農薬と化学肥料を使って慣行農法で野菜を作っている農家さんも無農薬栽培に切り替えることができるからです。

それは地球環境を守る上でとても大切なことなのです。なぜなら、このまま農薬を使い続ければ地球上からミツバチは絶滅していなくなってしまいます。そうすればミツバチの受粉に頼っていた野菜の生産ができなくなり、世界に食糧危機が訪れてしまうからです。

 

【食べるということ】

人間は99%の人たちが、食べなければ生きていけないようになっています。特別な1%の人たちは食べなくても生きていけるようですが。(彼らはプラーナという宇宙エネルギーをチャクラから体に取り入れているようです。日本でいうところの“仙人が霞を食べる”という状態です)

また、一部のベジタリアンは腸内細菌が草食動物と同じような環境にあるそうです。ですから植物を食べるだけでそこから十分な栄養を吸収できるそうです。

肉を食べないと強靭な体が作られないと思っているのは大きな間違いです。

自然界では草食動物は肉食動物よりも体が大きく骨格や筋肉も丈夫に作られています。象やキリン、ゴリラなどはその最たるものですね。

実は人間でも、ベジタリアンの方が筋力が強く体力もある、という研究は昔からよく知られていることです。

面白い事例をひとつ。

明治時代に日本にやってきた外国の学者が飛脚の驚くべき体力に注目し研究をしました。

彼らに、通常の日本の食事を与える人と、肉などの西洋の栄養学に則った食事を与える人とで体力の差を比較したのです。

通常の食事を食べている飛脚は1日100キロ走ったそうです。しかし肉を与えられた飛脚はだんだんと体力がなくなりついには、「元の食事に戻して欲しい」と懇願してきたそうです。

とても面白い実験結果ですね。

その他にもあまり知られていない真実として、オリンピックの金メダリストやトライアスロン、サッカーなどの運動選手にはベジタリアンが多いそうです。

皆さんもよく知っている有名な選手としてはカールルイスやメッシなどがそうです。

食事を変えて運命が変わった人もたくさんいます。たとえばガンが治ったり運気が上昇したり…

私の好きな話は水野南北という人の話です。

彼は若い頃から荒くれ者で手のつけられない人間でした。酒が何よりも大好きで博打と喧嘩に明け暮れていたようです。

ある時、彼が街を歩いていると道端に座っていた占い師に呼び止められたそうです。そして彼の顔を見るなり「お前の顔には死相が出ている。今のままでは1年以内に死ぬぞ」と言われたそうです。

怖いもの知らずの彼も、さすがに死ぬと言われて怖じ気付いたらしく、どうすれば助かるか聞いたそうです。

占い師は「食事を質素にして酒を控えれば助かる」と教えてくれたそうです。

南北は助かりたい一心で1年間質素な食事を貫きました。食事は麦飯と大豆そして味噌汁漬物のみです。

1年後に偶然また同じ占い師に出会い、顔相を観てもらったところ「顔から死相が消えて吉相に変わっている」と言われたそうです。

そこから南北はありとあらゆる人の人相を研究し、ついには当代随一の観相家と言われるまでになりました。

彼はこんな言葉を残しています。

「食は命なり」

「少食で運が開ける」

彼自身も生涯粗食で、大好きな酒も一日一合までと決めてそれを貫いたそうです。

「食事で如何なる運命も変えられる」

これが彼が導き出した答えであり自らが経験したゆるぎない真実なのです。

 

 

もう一つ面白い話をしましょう。

皆さんは「日月神示」という本をご存知でしょうか?

ひつくしんじ、ひつきしんじと読みます。ひふみ神示と呼ばれることもあります。

これは日本の預言書といわれる本で驚くべき内容が書かれています。神様からのメッセージが自動書記で書き記されたそうです。その中に食事に関することも書かれています。

内容を要約するとこうです。

「四つ足(四足獣のこと、牛馬豚羊などの哺乳類)は人間に近い仲間だから食べてはいけない。なるべく人間から遠いものを食べなさい。二足獣(鳥類)、魚、植物といくほどに人間からは遠い種類になる」

「どんな食べ物でも一度神様に捧げてから食べなさい。そうすればその食べ物は神様の食べ物に変わるから体に良いものに変わります」

「植物は人間や動物に食べてもらうために存在しているのです」

「言葉の数は47個。47回以上噛んで食べるようにしなさい」

この本を読んでから、私は食事のたびに

「神様どうぞ召し上がってください。それでは私もいただきます。このいただく命が私の命となりますように」

とお祈りを捧げてから食べるようにしています。

そしてなるべくしっかりと噛んでから飲み込むようにしています。

そのおかげか10年間病気はしていません。

意識しないで食べると普通の人は10回から20回くらいしか噛みません。急に噛む回数を増やすのは大変なので、まずは30回以上噛むことを意識して食べてみてください。

それも難しいという人は最初の一口だけでも50回噛むと良いそうです。

 

噛むことに関するエピソードをもう一つ。

この話は現役の歯医者さんから伺いました。

アメリカに住む男性で体重が300キロ以上ある巨漢の人がいました。

彼は自分の健康が心配になり保険に入ろうとしましたがことごとく断られました。そしてありとあらゆるダイエットを試したのですがすべてうまくいきませんでした。

そして彼が最終的に行き着いた答えは、

「とにかく食べるものはすべてよく噛んで食べよう」

という答えでした。

100回以上噛んで、口の中のものがドロドロになるまで噛み続けたそうです。その結果、彼に驚くべき変化が訪れました。

体重がみるみる減っていき体調もとても良くなったそうです。ここまでは想像がつくと思います。驚くべき結果はここからです。

なんと彼は超人的な筋力と体力も手に入れてしまったのです!!

彼の驚くべき変化は大学での研究対象となりさまざまな研究がなされました。

決して若くない彼ですが、大学生との運動能力の比較でも抜群にずば抜けていたそうです。

長距離走でも筋力テストでも誰にも負けなかったそうです。

面白いですね。こんなに簡単に超人になれるのならば誰でも金メダリストになれてしまいます。しかし100回以上噛むということを続ける精神力があればの話ですが。

これらの話から私が導き出した答えはこうです。

神様はすべての命を等しく愛しています。そして命を大切にするものが幸せになるように仕組まれているのです。

食べるものが少なければそれだけ失われる命も少なくて済みます。

よく噛むことで食べる量はおのずと減っていきます。

動物性のものを控え粗食を貫けば人生はおのずと幸せになっていくのです。

そして精神性も自然と高まり、ついには食べなくても生きていける人間になれるのでしょう。ここまでくると、もはや神と同類であり神通力も使えるようになるそうです。

私の好きな言葉に

「腹八分目で医者いらず、

   腹六分目で老いを忘れる、

   腹四分目で神に近づく」

という言葉があります。

そして日月神示にはこう書かれています。

「噛むことは神ごとぞ。かむとカムで音が同じであろう」

つまり

「噛めば噛むほど神に近づく」

ということなのです。

世の中の真理は実にシンプルですね。^ – ^

もしもあなたが今、人生に苦しんでいるのであれば、まずはいただく命に感謝し神様に心の中でその食事を捧げ、食べるようにしてみてください。そしてゆっくりとよく噛んで食べましょう。

食べるものを急に変える必要はありません。あなたが心から変えたいと思った時に少しずつ変えていってみてください。それが長続きする秘訣ですし、幸せになる秘訣だと私は思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

お岩木山自然農園

中原 稔

 

 

地球の守り人 中原稔コラム

No.1 農業で輝ける世界作り
No.2 この野菜、虫が食べる?食べない?
No.3 ミツバチは知っている 人類の行く末を!
No.4 豊かな土作り
No.5 本物の野菜は虫が食べない理由
No.6 雑草の役割
No.7 魂に従って生きる