宇宙神子!ひとであって、ひとにあらず。ひとにあらずして、ひとである。

2019.10.22  Chikako Natsui
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宇宙神子は大神子(オオミコ)を介し、大宇宙に存在するあらゆるエネルギーをつなげる。

 

この惑星も様々なエネルギーとしてある。

ひと

精霊

神使

 

人間界。自然界、動物界、現界、霊界と複数の界に。

また、視覚では捉えられない形として存在を確認できないエネルギー体もある。

 

宇宙神子の最大のミッションは、大宇宙の純粋なエネルギーをつなげ続けること。

どの界でも、どの惑星でも、どの次元でも、それは変わらない。

 

例えるなら、wifiのようなもの。

パソコンの機種がなんでも、OSがなんでも、携帯、スマートフォン、カメラ、プリンター。
メーカー、バージョン問わず、規格対応可なら、正確・正常にネットワークにつながる。

 

宇宙神子の場合も、あらかじめ設定されているコードからズレていると、大宇宙にはつながらない。

例えば、ひとであるわたしがカルマやエゴが満載で、これまで蓄積してきたネガティブエネルギーをたっぷりもっている状態では、魂の方の宇宙神子にはつながらないし、宇宙神子は大宇宙のネットワークへとつながらない。

 

宇宙神子は大宇宙のエネルギーにつながることが魂の本質。

そのため、ネガティブなエネルギーだけではなく、ひととしての感情エネルギーも統合していく必要がある。

それが、この惑星に転生した大きな目的。そして、一番困難な目的。

この世界でのひととしての学びによって宇宙神子の威力も変わってくる。

 

感情エネルギーの統合とはどういうことだろうか?

好きも嫌いも無くなっていく。
嬉しいも悲しいも無くなっていく。
あっちが良くって、こっちがダメとはならない。
二極化されていた感情を、どっちにブレることなくひとつのものと捉えられるようになっていくことだ。

 

ひとの感情は、嬉しいも悲しいも、過去の経験が基準になっていることが多い。

例えば小学生の頃にいじめに合って、クラスメートから無視されていたひとが、中学生になって隣の席の子が消しゴムを貸してくれたとする。消しゴムを貸した方はなんともない行動だが、借りた方の子はこれまで無視され続けた人生だったから、そのちょっとした行為が嬉しくてたまらなかった。借りた子は貸した子に一生恩にきるかもしれない。

これが恋愛だったら大変だ。

嬉しいとか楽しいとか、一見ポジティブとも思える感情も、振り幅が大きすぎると。ストレスとなる。

過去に悲しいこと、苦しいことが多すぎると、ひとは楽しいこと、幸せなことだけを求めようとする。その反対にある感情にはフタをする。

フタをしてしまった感情は、気づいてくれよと、あとあと暴れだす。

 

転生を繰り返していると、嬉しいことも悲しいことも、いつかどこかの生で経験する。

そして、徐々にその振り幅が小さくなってきて、激高することがなく、判断することなく、フラットな状態が保てるようになる。

それが、ひととしての学びであり、宇宙神子の修行。

 

これは例え話だ。

ここにひとりの病人がいる。このひとは自分が病気になり、それを研究し、薬を作りだそうとしている。しかし、日に日に、病状は悪化する。

大概のひとが、そんなことを全く無意味で変だし、倫理的にもおかしい!今の時代には合っていないのだから、やめて!と、思いつく理由を並べ、病気を治すようすすめる。

もちろんそうだろう。病人を目の前にして黙っていられるひとは少ない。

しかし、それがそのひとの魂が望むこと、ソウルプラン、生まれてきた目的なら、変えられないかもしれない。

どんなに苦しくても、自分の肉体を研究材料として、この世界へ貢献する。
その過程に魂の学びとカルマの解放がある。それが、この魂がこの世界へ生まれてきた目的だとしたら、他者がなにをどう言っても、ソウルプラン道理にことは進んでいく。

多くのひとは、魂の目的などを考えて普段の生活をしていない。健康で長生きするには? リッチに幸せに、世間に認められて、人並み以上の生活ができればいい!
病気になってしまうのは負け。早く死んでしまうのは大負け。
そんな風に考えているひともいるかもしれない。

ひとの生き死、魂との約束。魂がこの世界でやると決めてきたを終えたら、また霊界へと戻っていく。これまでの生き方次第、霊界の位置がアップするか? ダウンするか?

それは、ひとの生死、人生をコントロールすることはできない。

ひととしては当たり前のこと、良いこと、親切なことが、ある魂にとっては違うこともある。

現界と霊界ではとらえ方が違う。

それがこの世界が魂の修練所となる所以だ。

 

大宇宙の愛は、この世界の基準では理解できないくらいに大きい。

大宇宙の愛の光を穢さず、汚さず、純粋なままにつなぐのが宇宙神子。

 

宇宙神子は、ひとであって、ひとにあらず。ひとにあらずして、ひとである。

これが苦しく、難しい。

肉体があるひとでありながら、感情をもつひとでありながら、精神や意識は惑星を超える。

そうなるために、何度もこの惑星に転生して、ひととしての学びをする。

しかし、学びが半ばの宇宙神子は、感情エネルギーに翻弄される。

大宇宙の法則から外れ、魂の筋書きを無視した動きになりやすい。

そして、カルマを作る。闇の勢力に利用される。

 

魂には様々な段階と役割がある。
この世界だけを見ている魂もあれば、この世界と違う世界が見える、感じる魂もある。

若い段階の魂ならば、この世界のやり方に固執する。なぜなら、魂とのつながりが見えていないし、他の世界が分からないからだ。

同じように、ひとしかみえていない場合も同じだ。

他の世界が見えないから、自然や動物は自分を癒してくれるものという考え方になる。

ある意味間違ってはいないが、見えているものだけを求め、そこにスピリットがあることが見えていない。

しかし、これもまたひととなりて、魂の学びなのだ。

学び、手放しを繰り返し、魂は成長していく。急に大人の魂にはならないし、老齢な魂が若くもならない。

「いまある魂の道」を粛々と進むがいい。

隣の芝生が青い、羨ましい、いいな〜とならないよう、自分の魂の道筋を見つけるのがいい。

 

宇宙神子は、大宇宙の聖なるコードと様々な世界をつなぐためにある。

これをするためにつなぐ!などと目的をもたない。

〜のために〜とはならない。

誰かに感謝されたとか、幸せになったとか、お礼を言われたとか、それを目的にしない。

 

エネルギーを軽く、綺麗にしていけばいい。

 

ひととしての感情を手放し、ワンネスへ向かうにつれて、何かを求めること、なにかに属すること、そして、ひとであることも手放していく。

 

どの惑星に行ったとしても

どんなものになったとしても

本質のエネルギーは変わらない。

 

宇宙神子はつなぐ。

 

 

祈りのときにみえるのは

故郷の星にある宇宙神子

白いエネルギーをまとい

光を放射することで

他のエネルギーをつないでいる