かまどの神様が不浄を嫌う?@異界への畏怖 cosmic connectのブログ vol.52

2018.1.13  Chikako Natsui
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私が通っていた小学校が
廃校になることだった。

少子化に加え、周辺の土地は
市街化調整区域なるところで、
新たに家を建てることができない区域だ。
だから、なんとかニュータウンとして
開発することもできないので、外から人は
流入せず、子ども増えい。

時代の流れかね〜。

でも、なんとなくそれだけでは
ないような気もするが・・・。

異界の住人たちがいることもあり、
実家ずっと居心地悪かった。

以前は、家の中にいるのも怖かったけど、
無意識でやっていた夜中に外を霊視して
見えてきたものも怖かった。

迷子の霊魂らしいものに怯えていた。

私が「怖い」と思ってきたのは、
「この世のものではない」もの。

昔、炭鉱のあった土地。
これはあくまでも想像だが、何か云くのある
土地なのかもしれない。

さて、ここからは、母親やおばを初めとした
近所のおばさんたちが経験したことだ。

これは私が小学生の頃だったろうか。
私の家の隣がおばの家。その隣の家の
おばあさんが亡くなりお葬式になった。

田舎のこと、その当時、まだ葬儀場で
お葬式をやる一般家庭は少なかった。
自宅でお葬式をやることは普通であり、

近所のおじさんおばさんが仕事を休んで
裏方として手伝っていた。

おばさんたちがやることは、
弔問客にだす料理や飲み物などを
賄うこと。

お葬式のあった家の前の広場にテントを作り、
そこで賄いをしていた。

その時の出来事だ。

一人のおばさんがご飯を担当していた。
大勢の弔問客を見越して、業者から借りた
大きな鍋でご飯を炊く。

・・・・・が、時間が経っても、
炊き上がらない。

鍋を開けてみると、洗った時と同じ
白い米のまま。米が悪いのかと思い、
替えて、もう一度炊き直し。

・・・・・が、やっぱり炊けない。

困った困った。お客さんがき始めている。

おばさんたちはみんなで頭を抱えたそうだ。
自分たちだけでは解決できないので、
鍋を借りた業者を呼んだ。

業者が到着して、あれやこれや原因を探る。

業者も分からない・・・。
頭を抱えた・・・瞬間に思い出した。

「この場所に、お葬式のあった家の方は
入りましたか?」

ええ?? おばさんたちは、知らない、
知らない・・・が、一人のおばさんが覚えていた。
お葬式のあった家のお嫁さんが、
賄いのテントに足を踏み入れ、引き返して
行ったことを。

「それだ!」

業者は話した。

「お葬式があった家の者は、死という不浄に
接しているため、この場に入ってはいけない。
なぜなら、かまどの神様なのか、火の神様なのか
鍋の神様が不浄を嫌う。今回もそれではないか?」

それを聞いていたおばさんたちは、
少々半信半疑・・・だった、もしかして?
ということがあるので・・・。

その場に塩をまき、不浄を謝り、そして、
いまいちど米を炊き始めた。

そしたら、なんと! 

今度はご飯が炊き上がった・・・のだ。



業者の話は続き、お葬式のあった家の
人がこの場に入ってきて、途中で
引き返してしまったのがいけないらしいのだ。
そのまま、一直線にその場から離れれば、
良かったらしい。要は、入り口から入り、
出口から出ていけば、不浄なる氣は流れ
溜まることはなかったらしい。

昭和も後半の後半の頃、母世代のおばさんたち
からしても、まさか、そんな日本昔話の
ようなことに遭遇するとは思っていなかっただろう。

不思議なことが起こる土地柄か、はたまた、
そこにいる全員が縁あって、それを経験させられる
必要があったのか・・・。

だが、八百万の神々の世界と死の世界はある。

異界は確かにあるのだ。

母の声と言葉が今も記憶してる。

「そういうことがあるって話はばーちゃんから
聞いていたけど、本当にあるんだな〜・・・」

ん? ばーちゃんから聞いていた?

実は、ばーちゃんもスピリチュアル体質・・・
だった?

まだまだ続く〜私が経験した異界・・・。