【祈り】アラハバキ神を求めて! 京都にあった出雲族! 祀ったのは、クナト大神⇄塞の神⇄猿田彦大神!? 京の北東 表鬼門を封じる最強神社   出雲路幸神社(さいのかみやしろ)・京都

2021.12.22  Chikako Natsui
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京都に鎮まるアラハバキ神を求め、参ったのは幸神社(さいのかみやしろ)。

 

幸神社

京の都の鬼門を守ってきた猿神像が祀られている最強の古社です。天照大神(アマテラスオオミカミ)の神代に二人の神が結ばれた二神も祀っていることから日本最古の縁結びの社としても有名。京都御苑はこの幸神社から徒歩5分くらいのところにありますが、平安遷都の際、御所の鬼門に鬼門封じの「猿が辻」が造られました。北東から鬼がやってこないように角を凹ませて鬼門に強い猿を祀っているのです。京都御所の「猿が辻」、幸神社の「猿像」、比叡山の麓「赤山禅院の屋根の上の猿」、比叡山延暦寺(日吉大社)の「神猿(まさる)」と、京都は鬼門ライン上に4重のお猿さんで守られて来ました。厄除けや降りかかる悪に対する最強の力をもらえる神社です。
(京都観光Naviより)

 

 

幸神社の創建は古く、以前は広大な神域をもっていたらしい。

しかし、神徳はそのままで京都を守護するという重要な役目を担っている。

また、現在では縁結びの神として信仰を集めているようだ。

 

主祭神

猿田彦大神

 

相殿神

天之御中主神
可美葦牙彦舅
少彦名神
天照皇大御神
皇孫瓊瓊杵尊
大國主命
事代主命
天鈿女命

 

大通りから外れ住宅街に入っていくと、突き当たりに幸神社がある。

お昼時。この日は周辺には人も車も見られない。

 

ここは町屋?

普通の住宅と思えるような造りだが、鳥居が、ここが神社であることを表している。

 

 

 

 

 

説明が書かれていたのだろうが、文字が読みにくくなっていた。

 

 

入り口のところにあった石碑。

「出雲路幸神社」

昔々には、この辺りは出雲氏一族が居住し、支配していた地域のようだ。

 

出雲族の祖神 クナト大神は塞の神に通じ、猿田彦大神に通じる。

ここがアラハバキ神へとつながっているところだろうか。

 

 

鳥居をくぐりると、そこは小さな境内だ。

本殿もシンプル!

 

 

しかし、とても気分がいい!

居心地がいい!

わたしが参ったときには、他に参拝客はおらず。

その時間、贅沢にもここのエネルギーをひとりで堪能。

 

 

手水舎に龍脈・レイライン。

 

 

本殿の右側には、摂社

三天社・稲荷社・竈神社・天満宮・淡島社・春日社・厳島神社・稲荷神社・金刀比羅神社・疫神社

 

 

 

 

 

本殿と石神さん(おせきさん)の間には、高い杉の木。

 

 

境内で一番のエネルギースポット!

石神さん(おせきさん)。

 

縁結びのご利益があるようだが、触ると反対に祟られるという言い伝えもあるようだ。

それだけ、パワーのある石神さんなのだろう。

 

 

その隣には、猿田彦大神の石碑が立っている。

 

 

石神さん(おせきさん)を反対から撮影。

陽の光が反応して、ラインが現れた。

地の氣が強く

天の氣が相応にふり注ぐ。

生命エネルギーが現れる。

 

 

あっちこっちと撮影しながら、わたしも天の氣を浴び、気分も上がる、エネルギーも上がる。

境内と境外は明確に区切られていて、雑多なエネルギーを感じることなく、充電できる。

何時間でもここにいられそうな気分ではあるが、他にも参りたいところがある。

名残惜しいが、幸神社を後にした。

 

ところで、「出雲族の祖神」と似たフレーズを、少し前に使ったような。

思い出してみると、

次の記事で、氷川神社のそもそもは、武蔵国の最初の国造が出雲の臣で、赴任した地が故郷の日御碕神社の神岳に似ていたので、祖神の氷川神を勧請したことから始まっていると書いたばかり。

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幸神社と、なんとなく似ている話!