【祈り】東山の麓 強いエネルギーを放つ龍神が集う場所は、異界への入り口! 熊野若王子神社 千手の滝・京都

2021.4.23  Chikako Natsui
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この地の龍神で思い出したのは、前夜、ホテルでのことだった。

この日は奈良 三輪山周辺でのライトワーク。歩き疲れたこともあり、ホテルで早々にお風呂タイム。

いつもの通り、残り湯はそのまま抜かずに残しておいた。夜中、部屋が乾燥しないように。

1日目、2日目、ちなみに4日目も異変はなかった。次の朝まで残り湯はバスタブにたっぷり残っていた。

3日目。

お風呂タイムを終えて、1時間経つか経たないかだろうか。歯をみがくために、再び、ユニットバスへ。

「あれ? バスタブにためていたお湯が、さっきより少なくなっているような・・・?」

「気のせいかな?」

気にせず歯を磨き始める。

いやいや、気のせいではない! 歯を磨きながらバスタブを眺めていると、みるみるとお湯が減っている!

「えっ!? なんで!?」

じ〜っ じ〜っ じじ〜っ。観察を続けるも、お湯はどんどん減っていく。

「栓が壊れたの?」

じ〜っ じ〜っ じじ〜っ。

いやいや、栓はさっきと同じだ。問題ない。というか、そのようにみえる。

「なにか仕掛けがあって、わたしが知らないうちに、それを触ったとか?」

いろいろ考えたり、想像したりするものの、いや、やっぱり普通の栓だよね・・。

なんだかよく分からないけど、お湯が無くなっている。

バスの栓はされたまま、まもなくお風呂のお湯は空になった。

 

しかし、その様は、まるで大きな龍がごくんごくんとバスタブのお湯を飲んでいるような、また違う龍がバスタブでバタバタと遊んでいるようにみえた。

「もしかして、今日の奈良でのライトワーク。三輪山の麓の八大龍王を連れてきちゃった?」

若干不安になる。

それくらい大きなエネルギーを感じた。

「不穏なものではないな」

心身で受けとる情報には、それは無かった。部屋のエネルギーに異変はない。

「でも、疲れているから、寝てるの邪魔されたくないしな・・」

念の為、ユニットバスの入り口のところに盛り塩を置いておく。

万が一、わたしの気づかない波動の低いものが寄ってきたなら、塩に異変があるだろう。

そして、就寝。

 

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そんなことが前夜あっての、石清水八幡宮への参拝。

前夜のことを思い出すと、なんとなくの不安があった。

 

さて、カラスに導かれての旅は続く。

京都 熊野神社から、次に訪れたのは熊野若王子神社。

 

熊野若王子神社

 

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地図からして東山の麓と思っていたが、調べてみると、東山は三十六峰あり、そのひとつの若王子山に位置するらしい。

 

ご祭神:

国常立神
伊邪那岐神
伊邪那美神
天照皇大神

 

1160年(永暦(エイリャク)元年)、後白河法皇が熊野権現を禅林寺(永観堂)の守護神として勧請されました。
江戸時代、祈願所とされた聖護院門跡院家「正東山若王子」の鎮守であったが、明治時代の神仏分離により 当社のみが今日に残りました。

神々の聖域
熊野参詣
京都の起点

はるばる遠い紀州への参詣(サンケイ) 熊野詣にあたり、修験者は若王子神社(御滝)で身を浄めてから出発されました。
かつて極楽浄土と考えられ崇拝を集めた熊野参詣、【蟻の熊野詣】と形容されるほど法王・上皇から 一般庶民までが性別・身分を問わずめざしました。

熊野の新宮の意味を持った言葉であり、熊野権現の若宮とも言われ、熊野権現の御子神(ミコガミ)を祀る。
また天照大神の別号「若一王子」にちなんでいる。(熊野若王子神社HPより)

 

 

神社入り口。木で作られた名前が素朴で愛らしい。

 

 

 

鳥居を抜け、境内へ。広くない。

どこかの山からのハイキングの帰りだろうか、ひと組のグループがお昼を終え、帰るところだった。

 

それから、いつものごとく、例のごとく、境内にはわたしだけ。

 

ゆっくりのんびりお参り、散策。

 

 

 

なで牛!

いえいえ、牛頭大神。

邪神・疫神からここを守るためにお祀りされているとのこと。

 

 

 

ご本殿の隣には、夷川恵比須社

江戸時代に書かれた『京町鑑-キョウマチカガミ-』には‥‥

【古老云、往古西洞院中御門今いふ椹木町に北山の下流あらはれ、又此辺に蛭子社有しゆへ恵比須川と号し、其後次第に人家建つづきしゆへに通の名とす。應仁亂に此社亡滅し川も埋れ侍りしが不思議に蛭子の尊像残り・・・云々】とあり、この御神像が当神社に祀られたと伝えられている。(熊野若王子神社HPより)

 

 

境内に花を添えて、とても綺麗だった。

 

 

参拝も終わったものの、ここがとても落ち着いて、離れがたく、ぐずぐずとあっちみたり、こっちみたりしていた。

 

ここも熊野さん!

授与所でお守りなどを眺めていると、カラスが描かれたものがある。

新しい御朱印袋が欲しくなり、購入。

それから、とても綺麗な御朱印にこころ惹かれ、こちらも購入!

 

ん? 千手の滝!?

 

 

授与所の隣にあった案内を眺める。

 

へ〜 熊野詣での起点ね〜・・などとあれこれ読み進めていた。

 

ん? んん? 案内左上の方に、千手の滝!

 

あっ! ここに行くのね!

そう思った途端に、わたしのモードが切り替わった。

 

 

熊野若王子神社を出て左側、山に向かって歩く。

まもなく、階段の先に、鳥居が見えてきた。

 

 

鳥居を潜ると、本間龍神。

 

 

う〜ん、龍神だらけ!

先ほどの熊野若王子神社とはエネルギーがガラリと変わった。

鬱蒼としている。

地と水のエネルギーが強まった。

 

その横にも龍神さん

 

 

さらにそのうえには、瀧宮神社。

 

 

瀧宮神社の横の道をさらに奥に進むと、千手の瀧への参道。

 

どうやらイノシシなど獣が降りてくるらしく、対策用の電気柵が設置されていた。

 

イノシシか〜。

 

行くべきか、行かざるべきか・・・

イノシシの顔を一瞬思い浮かべたものの、行くってことに決まっていたようなので・・

門を開け、そろりと入る。

 

 

 

そうすると、また鳥居。

 

どれだけ、境界が変わるのだろう・・。

 

 

先ほど挨拶した瀧宮神社あたりとは、またエネルギーが変わったようだ。

さらに、なんというか・・・

清々しいとも、気持ちいいとも、重いとも、厳しいとも、さまざまな形容詞が浮かんで消えていく。

適当な表現が見つけられない。

 

 

それもそのはず、この周辺に、いろんな神仏が祀られている。

複数の地にある神スピリットや、精霊のエネルギーを感じ、

ここは、

異世界。

そう思った。

 

異世界。

心地よさと、居心地の悪さを同時に感じる。

 

視線の先には、滝!

 

 

鳥居から、滝近くまでの距離。

さほど離れてはいないのだが、別世界・異空間を歩いているような感覚に陥る。

 

 

千手瀧不動尊

 

 

千手の滝

 

 

記事を書きながら、あの日の感覚が蘇る。

心地よさと、居心地の悪さを同時に感じる場所。

なんだったのだろう?

そうか!

神仏のスピリットと精霊たちがたくさんいたせいだ。

界を超えて集ってきたようで、異界のエネルギーが半端なくわたしを包んだ。

 

この場所へくるとき、頭に浮かんだ言葉。

 

「この地にある龍神と話をつけに・・・」

 

話をつけに!?

自分でもギョッとした。

いやはや、誰と話すんだろう〜。

しかも龍神にそんなこと言っちゃって?

そう言うのは、ひと的わたし。

話をつけるのは、高い次元にあるグループスピリット。

 

ところで、滝の動画を撮影したのだが、時間にして1分ほど撮っていたはずが、後から観てみると、ものの数秒。

どうやらここの地主神、龍神は、顔出しNGらしい。

 

ひと通りの会談を終えて、きた道を戻る。

そのとき、昨晩のお風呂のお湯のことを思い出した。

この地にある龍神たちは、水を欲しているのか?

 

東山の麓にある龍神たちは大きなエネルギーを有している。

ここへ来ると意識的には決めていたわけではないが、来ることは決まっていたのだろう。

迎えにきたのか、遊びに来たのか分からないが、辛辣な龍神たちではなかった。

 

だが、その昔、禅林寺や熊野若王子神社が勧請されるまでは、相当暴れていただろうなということがうかがえる。

 

荒ぶる地主神。

この周辺の神社仏閣は、それを鎮めるための役割も担っているのだろうか。