【祈り】フォースとともにあれ! 摩多羅神が呼ぶ それはスサノオの変幻  摩多羅神社・島根

2021.1.3  Chikako Natsui
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /

 

 

 

 

 

 

 

 

摩多羅神が呼ぶ

 

昨日公開の記事:
【祈り】荒ぶる神 スサノオ 光という名の闇を切り裂く! 旅の途中で出会ったのは旅の守護者 大天使ラファエル  出雲大社〜韓竈神社〜鰐淵寺〜猪目洞窟・島根

 

 

うえの記事を書いていて、鰐淵寺のところにあったのが摩多羅神社。

内容が盛りだくさんだったので、そのときなんとなく気になりながら、他にも盛りだくさんの内容だったので、サラリと終わってしまった。

しかし、あとから意識にズンズンと入り込んでくる。

 

摩多羅神が伝えたいことは!?

 

そもそも摩多羅神って?

 

複数の顔をもっているらしい・・・

 

大日如来であり

阿弥陀如来であり

スサノオであり

金毘羅さんであり

疫病神・・・

 

阿弥陀経および念仏の守護神とされることは、先般の記事に記載した。

そのほかには、

 

守覚法親王が記した『北院御室拾要集』によると、摩多羅神の神格については、法親王は「奇神」であり「夜叉神」であり、「吉凶を告げる神」であると説明している。

光宗によって記された『渓嵐拾葉集』第39「常行堂摩多羅神の事」では、「私は摩多羅神であり、障りをなす神である。私を祀らなければ往生の願いを成就させることはできない」と言ったという。

月舟寿桂が記した『日本書紀神代巻抄』では、唐土の青龍寺の鎮守である金毘羅権現の父は素戔嗚尊であり、その別名が摩多羅神であると説かれている。

叡山真如蔵『玄旨灌頂私記』によると、「摩多羅」とはサンスクリット語であり、その意は「大日如来(大=人間の六大=地、水、火、風、空、識を、日=人間の六識を表す)」であるという。そして摩多羅神とは「六識ノ心王=(六識の心の主体)」であり、脇の二童子は「六識ノ麁細ノ心數(大小の六識の在り処)」を表す。また、摩多羅神が小鼓を鳴らすのは「細念の姿」を、舞うのは「麁強の念」を表しているという。

定珍の口伝を記した『天台宗玄旨帰命壇伝記』には、本尊=摩多羅神は衆生の有様に対し大鼓を、細念ノ心數に小鼓を打つことで麁強の心所を囃し立て、「十二因縁の袖」を翻すと記されている。また、人間の「心水」が澄んでいれば、摩多羅神は人天の善趣に舞い出て、心水が濁っていれば、地獄の悪趣に舞い降りるとされる。

実俊の『摩多羅神軌儀』によると、摩多羅神は「妙観察智・根本万法」の元の神であるとされ、かつその体は「元品無明」であるとされる。

覚深の『摩多羅神私考』によると、天海は日光山に東照三所を祀り天下泰平を祈ったという。そして、東照三所のうち山王権現のことは世に知られているが、摩多羅神のことは天竺の神なのか、中国の神なのか、日本の神なのかも知られていないとし、尤もであると述べている。

覚深は他にも

  • 摩多羅神は天竺の神で胎蔵界曼荼羅の中にもいる密乗の神である。
  • 摩怛哩と摩怛羅を同一視するのは牽強付会であると言われるが、出雲鰐淵寺の伝説(覚深の記述から大黒天や七母天に関するものであったと思われる)や、「摩多羅神は一ではなく『衆多の義』である」故に七母天などと同一であったのは明らかである。
  • 摩多羅神の本地は阿弥陀如来である。
  • 摩多羅神は行疫神であり一切の人に大疫を齎すが、天下泰平・子孫繁昌を祈るならこの神に如く存在はいない。
  • 無道の人が国家を乱し万民を苦しめる時は摩多羅神が流行神となり大疫を以って天下泰平を齎すが、それは摩多羅神自身の徳ではなく大日如来の一部であるからであり、徳がないとはいえ摩多羅神は疑うべき存在ではない。

『顕密威儀便覧続編』では、摩多羅神及びその祭礼について、摩多羅神は時代とともに神格が変化していると述べられている。また、唐土青龍寺の鎮守であり、金毘羅神の別名であるとしている。

以上、ウィキペディアより。

 

 

ひとを救う神ではあるものの・・・

うえに記載したとおり、「無道の人が国家を乱し万民を苦しめる時は摩多羅神が流行神となり大疫を以って天下泰平を齎すが・・・」

 

デジタル辞書で無道を調べてみると、

人道にはずれている

道理にはずれているひとらしい。

霊的になら、大宇宙の法則・真理からズレているということになるだろう。

そのような人びとが国家を乱し万民を苦しめるなら、摩多羅神が流行神となり大疫となるとな。

ならば、いまの状態はどうなのだろう? 新型のウイルスで世界が大混乱となっている。

 

ところで、もうひとつ面白い記事を読んだ。

出雲市にある持田屋旅館さんが次のように書かれていた。

「韓竈神社の拝殿にお参りした後、スサノオの骨を埋めたお墓の跡を探しに。(中略)
地元の人でもご存知の方はあまりいらっしゃらない様です。そこには小さな苔むした石碑があり新しい御幣がたてられたばかりの様でした。その骨は後年、摩多羅神として鰐淵寺に納めたということです。」(持田屋旅館HPより)

韓竈神社には、スサノオの骨が埋められたお墓があったらしい。

そして、それはのちに摩多羅神として鰐淵寺に納めた。

 

スサノオを感じる旅。

まったく知らなかったこと、意識にあがってこなかったこと、しかし、確実にあらゆるチャンネルからひき寄せられていた!

 

鰐淵寺は、今回の神旅にご同行いただいた方が見せてくださった写真が決めてだった。

わたしのみたビジョンのキーワード。岩・洞窟・・・

猪目洞窟近くにある鰐淵寺についてを調べてくださっていた。

これがまさにグループスピリット!

フォースを感受し、集い、行動を促される。

 

さて、

 

スサノオは、

(人間の「心水」が澄んでいれば、摩多羅神は人天の善趣に舞い出て、心水が濁っていれば、地獄の悪趣に舞い降りるとされる。)

牛頭天王=祇園天王=摩多羅神=疫病神となりて、大疫をす。

 

スサノオは、

薬師如来であり、この世門における衆生の疾病を治癒して寿命を延べ、災禍を消去し、衣食などを満足せしめ、かつ仏行を行じては無上菩提の妙果を証らしめんと誓い仏と成ったと説かれる。(ウイキペディアより)

 

表は裏で 裏は表

光は闇で 闇は光

 

人心濁なれば、われ顕ん

人心清なれば、われ顕んとす