【祈り】フォースとともにあれ! 地にある荒ぶるものたち もののけたち  上がれば八百万  堕ちれば悪鬼や邪鬼に!  

2021.5.7  Chikako Natsui
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母が求める

父が応える

 

いまは昔。

封印されたのは、父なる大宇宙の息吹なく、スピリットが宿らなかった地にある荒ぶるものたちだった。

ときを超え、未だ進化できず、統制のとれないものたちだけが、

ひとに巣喰った悪鬼や邪鬼とつながり、さまざまな形態で現れる。

 

 

 

陽になり

水になり

 

水になり

陽になり

 

地にあって 天を受けいれ

天にあって 地をめざす

 

 

東では、戦い系の神さんとシンクロニシティがおこりがち。

また、東北への行き来が多いせいか、日本武尊や坂上田村麻呂のエネルギーがやってくる。

 

しぶい!

 

京都にしろ、東京にしろ、都で感じるのは結界の力。

おそらくその結界が解けると、荒ぶる地にあるものは統制されず、騒ぎたてるのだろう。

 

それぞれの地には因縁がある。あらゆるスピリットは、そのエネルギーに引き寄せられ・シンクロしあう。

それは界を超え、影響しあう。

 

 

さて、都心から首都高。そして常磐高速を埼玉・千葉を経て、茨城へと向かう。

茨城・日立を超え、北茨城近くになってくると自然界の様相、エネルギーが変わってくる。

山が重なりあい、深くなり、独特のエネルギーを醸し出す。

トンネルをいくつか抜け、福島県に入る。

県境とはひと的都合で作られたものだが、山のエネルギーが堺を超えると不思議と変わるように思えた。

以前、どこかの記事でも書いたが、福島県は山岳信仰が盛んだったというのも納得する。

 

山あいに生まれ、そこで成長すると、ひとの世界にはないエネルギーを多く経験する。

 

さっき見たのは・・・?

話をしたのは・・・?

ここはどこ? あなたはだれ?

はて、はて? はて、さて?

 

界と界の

次元と次元の

狭間にある。

 

地の氣は、この世界を形つくる。ひとをつくる。影響する。

ひとの肉体は、地球上のどこかで、大地・海・川・山 etc.  さまざまな場所で育まれた生命を食すことで生かされている。

地にあるエネルギーをとりいれ、生命をつなぎ、活動する。活動は結果として喜怒哀楽を産む。

ならば、地の氣は肉体だけではなく、こころにも影響をおよぼす。

どこで穫れたもの? どこで生産されたもの? これは大事だ。波動が合わなければ、肉体のエネルギーが低下し、こころの葛藤を引き起こす。

 

話は、東北へと戻る。

その昔、日本武尊や坂上田村麻呂は、東国征討した。

それもやむ無しの時代だったろうか。

当時の地の氣は統制されず、鎮められることもなく、荒くれていた。

荒ぶる地の氣に、支配された道の奥。

東夷といわれていた人びとも、それに影響をされていただろう。

善悪はどうであっても、その時々の中央集権はそれをヨシとはしなかった。

 

王権のおよばない東方の地。

それはまるで、天地創造の時、地にはまだ父なる大宇宙のエネルギーが注ぎ込まれない、スピリットが宿らない状態を彷彿とするものだったろうか。

 

界と界を隔てる扉がまだしっかりと閉じていなかった頃、荒ぶる地の氣を鎮め封印するために、天へとつながる神スピリットが配された。

そして、それらのことは、時間経過とともに、人びとの記憶からも消えていった。

さまざまな時代を経て、形も名も変わる土地。

 

しかし、消された荒ぶるものたちは、水・食などを通じ、人びとへの影響は続いていた。

 

時は移り、星の配置が変わった。天界からもたらされる複数のフォースの種類や強弱が変わった。

天の氣が変われば、当然、地の氣もそれに反応する。

固く結ばれた結界に解け目が生じる。

封印が揺さぶられる。

荒ぶる地の氣が動く。

その氣で作られる界も揺れ動く。

 

地球は進化のため、歩むをひとつ、ふたつと進みだす。

大宇宙は、地にあるスピリットの和合・調和を促す。

天との調和を促す。

 

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八百万や精霊とともにある活動は続く。

天にある氣を引き下ろし

地にある氣との調和を促す

 

少し前から、水とへびのビジョンがやってきていた。

調べてみれば、荒ぶる水の氣に支配された土地であること。

へびにまつわる民話があることを知った。

八岐大蛇よろしく、大蛇伝説がある。

そのエネルギーは時空を超え、今なお、地に、ひとに影響をおよぼす。

 

ならば・・・。

 

荒ぶる地にあるものを鎮めるために勧請され、祀られた神スピリットとシンクロし、ともにあろうと思った。

 

そこで、最初に訪れたのは産土神である日枝神社。

 

3年前くらいからここを訪れるようになったが、最初は、ここに神スピリットはいますかね?と思うほど、静まりかえっていた。

お正月だったが、お参りのひともほぼおらず。

人里近くにある鎮護の神社にひとの氣が集まらないと、こうも寂しくなるのかと思った。

これが山の奥深いところにある神社ならば、一見廃れていても、天界からのエネルギーを引き下ろす役割のところもあるので、気にならない。

だが、ここは地の氣・ひとの氣・天の氣がシンクロすることで、神威が発揮されるところのようだ。

言い換えるならば、ひとの氣が天地のエネルギーをつなぐ。

龍脈とレイラインが重なり、生命エネルギーへと変性する。

 

 

ご神木。

よく見てみると、しめ縄のあたりに枯れた榊がある。

榊があるあたりが傷というか、凹みがあり、気になっていたが、氏子さんだろうか? 想いのある方が挿していったのだろう。

ここの氣が強くなってくると、必然的にひとがより集まってくる。

それが、ライトワーカーの役目だ。

 

5月ともなり、緑の葉っぱが爽やかだ!

 

 

次に訪れのは、大杉神社。 ここもまた水石・閼伽井岳ラインにある神社。

ご祭神は、大物主神(だと思う)。

神社というには小さなお社だ。でも場所は一等地! 高台にあって日当たりが良い。周囲は畑で、とても静かだ。

神さんはその土地でも一番いい場所に鎮座するというが、そう思える場所だった。

へびにはへびの大将を!ということで、大物主神のエネルギーとシンクロニシティ。

 

 

 

お社の脇に樹。

ご神木というには、まだ若い樹だが、いずれこの樹が神スピリットの依り代になる。

 

あとはなんて事のない田舎の風景。

 

お社の近くにはへびの抜け殻らしきものがあったようだが・・。

 

 

 

 

次の訪れたのは、八坂神社。

荒ぶる水の氣・大蛇が住むという伝説のある川から一番近い神社だ。

ご祭神は、素戔嗚尊。

 

鳥居の前に立った瞬間に、陽の光が挿し、カラスの鳴き声が聞こえる。

カラス。この頃、白龍神と同じように神旅の相棒になっている。

 

 

光が徐々に強まる。

 

 

 

境内にも光をおろしてみる。

 

 

細かった光の柱が、少しずつ太くなってきた。

 

 

突如、龍脈・レイラインが現れた!

光の流れのなかで、白龍神がウゴウゴ遊ぶ。

 

龍脈とレイラインが重なりあい、

天と地が和合すると、

白龍神が現れる。

 

それは生命エネルギーが強まったことの合図!

 

 

 

 

 

生命エネルギーがもう少し強まるなら、周囲にある樹々たちもさらに太く・力強くなるだろう。

 

そういえば、この日だったろうか。

朝起きた瞬間に、映像が浮かんだ。

 

天辺に天照大神らしきエネルギー。

そこから下方へと2本の線が末広がりに延びている。

したに誰かいるのか、違う神さんでも?と、意識を合わせてみても、そこには誰もいなかった。

その映像が示すもの、これだ!と、うちなるマッチングはまだないのだが、

 

陽は、水になり

水は、陽になる

 

その言葉がやってきた。

 

陽を受けるときは水になる、

水を受けるときは陽になる。

といっているようだ。

 

表と裏

陰と陽

両者でひとつ。

 

陰になったり、陽になったり。

神子はどちらか一方だけをいただくことはないのだな。

 

「つなぐ」

 

陽となり

水となり

 

天地をつなぎ

和合 調和 統合

をしていく。

 

ならば、生命エネルギーが強く・大きく、この地を包む。

 

 

八坂神社を出るところで気づいたのは、向かい側に、水石・閼伽井岳がある。

ここと、一直線につながっているのだ。

荒ぶる氣を封じ込め、この地の鎮護のためにある神社。

氣の流れの間に、高速道路が横切っているのが、気になるが・・。

 

 

次に訪れのは、水分神社。

八坂神社より、さらに山側の高台にある。

 

 

 

太陽が燦々と境内を照らす!

 

 

光の儀式を試みる。

 

 

先ほどの八坂神社にしろ、この水分神社にしろ。

田舎の小さな神社に、龍脈やレイラインが現れることはないだろうと思っていた。

パワースポットやスピリチュアルスポットなどとよばれるところは、観光地になっている自然のある場所とか、有名な神社とか、そんな風に考えていた。

ところが、その片田舎にある、あまりひとな来ないような、あまりどころか、ひとがほとんど来ないようなところのエネルギーが、とにかく強い。

 

この水分神社も、最初のうちは陽に反応しなかったが、徐々にその真を現した。

 

水分。

その名の通り、水の分配を司る神スピリット。

 

日本神話では、神産みの段でハヤアキツヒコ・ハヤアキツヒメ両神の子として天水分神(あめのみくまりのかみ)・国水分神(くにのみくまりのかみ)が登場する。水にかかわる神ということで祈雨の対象ともされ、また、田の神や、水源地に祀られるものは山の神とも結びついた。後に、「みくまり」が「みこもり(御子守)」と解され、子供の守護神、子授け・安産の神としても信仰されるようになった。(Wikipediaより)

 

 

周囲を見渡してみると、田畑や林や山。

農業用水もある。

 

 

神さんは、土地の一番いい場所に鎮座する。

水分神も、まさにその通りのところにあった!

 

陽も、水も、空も、風も、緑も、すべて心地よい〜。

 

 

水分神への挨拶のあとは、大蛇伝説が残る川へ。

 

この川といい、八坂神社や水分神社へ通じる道は、その周辺におばが住んでいることもあり、1年に何度か訪れる場所だったが、これまでは、へびにまつわる民話があるなど知らなかった。

実家の庭にへびがよく出没したり、ツバメの子が食べられちゃったり、どうやら青大将が守り神のようにいるらしいということ以外、土地についての話は聞いたことがなかった。

だが、父の病気をきっかけに、水・へび・井戸・水神・・・それらのビジョンやメッセージを受けるようになった。

 

何かあるのか?

 

閼伽井岳を起点とした神社の並びや、その周辺の地図を眺めながら、へびにまつわる民話にいきついた。

 

 

 

わたしが実家にいた頃には、この川が氾濫したという記憶はないのだが、一昨年の台風で暴れ、周辺の土地にも大きな被害がでたらしい。

そのため、いまだ護岸工事中のようだった。

 

 

この川は、周辺住民の生命の水になっている。

気に留めたことがなかったが、よくみると、水は綺麗だ!

 

 

日本全国、いや、世界各地に、さまざまな民話があるだろう。

なかには、ほんとか、それ?と、思えるような内容もある。

いまは昔。日本むかし話だ。

だが、それにちなんだ地名がいまも残っていることが、つくり話やむかし話では終わらない。

実家周辺に伝わる民話を読んでみると、

もののけがいっぱい!

 

ずっと実家の居心地が悪く、恐いとさえ思っていたあの頃。

地にある荒ぶるものたち もののけたちのエネルギーが表出していたのかもしれない。

夜中に何かに怯えるように定期的に遠吠えする犬。まんじりともしないあの夜のことを、いまも覚えている。

わたしは得体のしれない、不穏なエネルギーが恐かった。

 

(以下、好間の民話より)

 

地にある荒ぶる氣は、もののけたちをつくり出す。そこから進化するなら八百万!

堕ちるのなら、ひとの邪なる氣が入ろうもののなら、悪鬼や邪鬼がうまれる。

それらは、また、ひとの悲しみや苦しみ、寂しさ、欲や妬み嫉みなど低い情緒に巣喰う。

悪鬼や邪鬼にとり憑かれたひとは、自分自身が邪なるものとなり・・悪循環が繰り広げられる。

その苦しみから、荒ぶるものを信仰し、その力で願いを具現化しようとする。

 

もののけとひとに低い情緒エネルギーが合わさると、映画「もののけ姫」でいうところの、タタリ神ができあがる。

いわゆるダークエナジーと化す。

 

これは、田舎特有の話だろうか?

わたしはそうではないように思える。

都会を闊歩する人びとのなかにも、悪鬼や邪鬼に憑かれたり、タタリ神が依りついているのをよくみかける。

 

世界中 どこにでも地の因縁がある。

そのカルマに、ひとは引き寄せられ、その地に縁をもつ。

縁故は、ひとスピリットも神スピリットも変わりなし。

ゆえに産土神には、産まれる前から亡くなったあとにも守護されるというが、強いつながりがあるのだろう。

ひとであることが終わったあとに、もしかしたら霊界で会うかもしれない。(笑)

 

さて、ここまで書きしるしたことの多くは、時代の違いはあれど、主にこの世界の話だ。

実在する世界であり、場所であり、受け継がれてきた話。

 

しかし、ここは現象界。

 

とは、

 

それぞれに、

アストラル界 (幽界・低次のアストラル界)

境界

 

を、意味する。

 

川や橋は、界と界 次元と次元を意味し、それをつなぐ。

水は、幽界へとつながる。

 

この世界へとつながる穢れを祓い・浄める。