八百万(ヤオヨロズ)恵比寿さんのお迎え付き!  京都・籠神社 眞名井神社

2018.12.24  Chikako Natsui
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八百万(ヤオヨロズ)DNAの封印解除 岩戸開きに備えよ!  京都・籠神社 真名井神社続き、

丹後 天橋立にある籠神社・真名井神社へ行くことを決め、大阪駅から高速バスへ乗った。

大阪から天橋立までは、おおよそ3時間。

とても気分の良いバスの旅になった。

乗客の数も少なく、車内は静か。
見上げれば、青空。眩しかったが、カーテンを引くのが惜しいと感じる太陽の光。肌が焼けることを心配しつつも、窓の外の景色を楽しんだ。
バスは軽快に高速道路を進み、都会のビルからのんびりとした田舎の風景へと移り変わって行く。

少し寝て起きた頃だった。窓の外に目をやると、青空が広がっているのに雨が降っている。
天気雨。
「これもまた久しぶりだな・・・」と、不思議とこころの内がワクワクする。

それもそのはず・天気雨とは「幸運の兆し」とも「神様が喜んでいる」メッセージともいわれる。

「この先、何があるのだろうか?」
「籠神社には、何があるのか?」「何か起こるのか?」

天気と神社。あっちこっちと思いをさまよわせながらバスの旅。

間も無く天橋立駅へ到着する頃か。窓の外に海が見え始めた。

車内の後方席に、ふと気配を感じる。
後ろを振り返ってみても、誰もいない。
そうだった。私の席は車内の真ん中辺りだったが、その日の乗客の全てが私よりも前方席に座っていた。私より後ろの席には誰もいない・・はずが、気配を感じる。
それも大きなエネルギー。
両方の目には見えない存在だと気づき、サードアイに切り替える。

そこには、七福神のどなたか・・・帽子をかぶった神様が笑っている映像が見える。

だれ?

七福神で帽子をかぶった神様? 帽子というのか被り物といった方がいいのか。
それは誰? 何人かいたが、区別がつかなくて誰か分からない。
弁天様は女子だから違うし。顔の長いじーちゃん神様がいたっけな。
これまでお正月に七福神巡りをしたことがあったが、誰が誰やら分からない。
お参りや七福神を想ってよりも、スタンプラリーに夢中だった。
サードアイが見せられた映像をネットで検索したものの、やっぱり分からない。
それもだんだん面倒になってきて、「なんだか分からないけど、ま、いいや。そういうこともあるよね。神様がバスに乗っていたってことで」と、自分を納得させ、バスの窓の外に意識を切り替えた。

なぜなら、そこには海。海と人間の生活圏が近いことに地味に感動していた。
海と街が近い!

「なんか、いいなこういうの〜」

そうこうしているうちに、天橋立駅に到着。

今度はここから路線バスに乗って籠神社を目指す。

最寄りの停留所までは40分ほどかかって、到着。

ようやくたどり着いた籠神社。

謎のかごめ歌の神社。行きつ戻りつ行くことを逡巡した神社。
光のスピリットたちは「行け!」という。
私の中に残る恐怖とリンクした闇のエネルギーは、行かせまいとする。

そんな攻防戦を経て訪れたこの地に、何が待っているのだろう?
想像だけが膨らんでいた。

いよいよ鳥居をくぐり、境内へ入った。

境内は撮影禁止!

それだけ、エネルギーが半端ないところなのだろうな〜と、存分に空気を味わう。

籠神社の主祭神は、「彦火明命」

別名を天照国照彦火明命ともいう天孫邇邇藝命の兄弟神。天祖から息津鏡・邊津鏡を賜り、当社海の奥宮である冠島に降臨され、丹後・丹波地方に養蚕や稲作を広め開拓された神様。(籠神社公式HPより)

ご祭神・ご由緒

境内を歩きながら感じたのは、「清々しい気」、「優しい気」、「開かれた気」だった。

籠神社の情報を調べると、「かごめかごめ」の歌ともに紹介されていることが多い。
それらの情報から想像していたのは、もっと神秘的な雰囲気であったり、ピーンと張った厳しい気のある場所だった。
これまで訪れた様々な神社のエネルギーを比べてみると、どちらかというと優しく開かれているように、私は感じた。

境内をあっちこっちと見て回った先に、なんと!そこにいたのは! いや! いらっしゃったのは、「恵比寿さん」!

なるほど、大阪から天橋立までの高速バスで感じた神エネルギーは、恵比寿さんだったか!と、改めて思い出す。

なぜ? バスに? その意味は今ひとつ分からなかったが、大事なメッセージなのか? それとも先導していただいたのか? 特にメッセージらしきものは受け取れない。ま、いいかっ! いつか分かるね。

恵比寿さんは漁の神、商売の神。
そして、蕃神(ばいしん)なるものらしい。

蕃神とは?
その国、その土地の外部(外国、異国)からやってきた神。単に外国の神という意味ではなく、外来の神、つまり、外から入り込んできた後に定着し、その国、その土地で既に信仰の対象とされるようになってきている神を指していう。(ウィキペディアより)

面白い!お正月にはおなじみの七福神の恵比寿さんのもうひとつの顔というのか、もうひとつのエネルギーは、外からやってきた神だった!
さて、ひとしきり籠神社を堪能したあとは、奥宮・真名井神社へと向かう。

 

籠神社HP