惑星の変容!地球のエネルギーが変わる! 宇宙的・8050問題

2020.1.2  Chikako Natsui
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惑星は変容する。

様々な時代のエネルギーを得て、解放する。

それを繰り返し、暗く重たいエネルギーから明るく軽やかに変容していく。

 

アセンション。

 

惑星が大きく成長するとき、大きくエネルギーが解き放たれる。

「在る」生命体も、その影響を受け、同調していく。

 

しかし、その同調は、感情エネルギーを有する地球人にとって辛く、悲しい経験へつながることもある。

 

 

霊界のエネルギーが、ひとを介し、この世界に現象となる。

ひとは、自分の本能・魂の本質と現象の違いにおののき、そこに理由を探す。

 

ここ最近、「8050問題」の言葉を聞く。

 

8050問題
2010年代以降の日本に発生している長期化した引きこもりに関する社会問題である。

引きこもりの若者が存在していたがこれが長期化すれば親も高齢となり、収入に関してや介護に関してなどの問題が発生するようになる。これは80代の親と50代の子の親子関係での問題であることから「8050問題」と呼ばれるようになった。該当している親子の親には収入がなくなっている状態であり、様々な理由から外部への相談も難しく、親子で社会から孤立した状態に陥っている。(ウィキペディアより)

 

親子関係。

この世界の人間関係の土台となるもの。

親子関係がある程度良好ならば、ひとは学校・社会でもより良い人間関係を構築し、コミュニケーションも難しくはない。

しかし、成長過程における親や養育者との関係が不安定で愛着がうまくない場合には、対ひととの関係において、なにかしらの問題を抱えやすい。

人間関係がうまくいかない。そこから二次的な問題がおきやすい。精神的に弱ったしまったり、病気になったり、また上述の8050問題にあげられているような、長期的なひきこもり状態につながる。

他者が怖い。信用できない。どうコミュニケーションをとっていいのか分からない。

本来、親子関係の構築が予行練習となる訳だが、その関係性がうまくいっていないということは、他者との関係をどうやって築けばいいのか分からなくて当然のようにも思う。

 

「毒親」という言葉も、親子関係の不調和を表すひとつでもある。

 

毒親
毒になる親は、毒親と略し、毒と比喩されるような悪影響を子供に及ぼす親、子どもが厄介と感じるような親を指す俗的概念である。1989年にスーザン・フォワードが作った言葉である。学術用語ではない。「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」を指す言葉として用いた。

毒親には様々なパターンがあるという。

過干渉、統制型の親
無視親(ネグレクト)
ケダモノのような親(激しい暴力や暴言・性的虐待など、心身の健康、時には生命にも関わるもの)
病気の親(周囲の適切な支援と保護が必要な精神障害の親、ごく少数であるが反社会性パーソナリティ障害のような親)(ウィキペディアより)

 

親からうけたこころの傷は、自分自身で癒し、手放そうとしないと、一生その傷に支配されながら生きることになる。
親を恨み、罪悪感に苦しみ、それを自分や他者へも向けてしまう。当然のように人間関係はうまくいかず、さらに自分を痛めつけることになる。

 

高齢の親と子ども。苦しい親子関係は、8050問題で代表される引きこもりだけではないだろう。

相容れない親子関係は、時代ごとの価値観の違いや家系的な問題も絡むし、時代が違えば、大事にしたいこと、優先順位の高いものは違ってくる。

 

さて、これらのネガティブエネルギーに取り巻かれた親子関係を霊的な見方をしてみる。

魂は課題を設定してこの世界に誕生する。

自分の魂もそうなら、親の魂もそうだ。

個々の魂で課題に取り組むこと、ソウルファミリーで取り組むこと、惑星で、宇宙連合で、それぞれの魂の本質的役割によって取り組む課題がある。

 

8050問題。

 

80代の親が生まれ、成長し、働き盛りの時代は、戦争時代から高度成長期などのキーワードが出てくる。
貧から富へと時代のエネルギーが大きく変わった。

だが、どんな人間にとっても成長過程の経験は、その人生を生きるパターンとなる。

戦争という明日をもしれな状況、食べるものもなく必死で命をつなぐ日々。
頑張り続けなければ、死んでしまう・・・。

戦争から混乱の時代を経て、平和、飽食、富へと変遷していった。

食うために、命をつなぐために、守るために、こころを失くし、頑張り続ける魂たち。
戦争でなにもかも失った。だから、なにも失いたくない。誰にも盗られたくない。
得るため、守ることに必死になる。

 

惑星に、国に、土地に、家系に、一個人に、この世界で経験する課題、カルマがある。

「戦争」という時代の前後に転生を決めた魂たちは、主に第一チャクラの課題をもっているように思う。

 

そして、戦争という暗く、苦しい時代を生きた親に育てられた子どもは、感情を抑え込み、頑張らなければならないという親のカルマをOnした状態で成長する。解放されない親の感情エネルギーを引き受けた状態で。

社会的には、平和を享受し、安楽な時代。そして、個の確立、男女平等が叫ばれる。

しかし、なぜか自分のうちに暗いエネルギーを感じる。テレビや本で目にすることは楽しいことばかりなのに、自分の内の暗さと外の世界の明るさが、重なり合わない。無意識のうちに、自分の内と外にエネルギーの不一致を感じながら成長する。

内なる暗さは、親から引き継がれた課題・カルマ。

自分たちは食うこともできず、息を潜め、必死に命をつないだ。
敗戦という恥を飲み込み、生きるために、必死に頑張り続けた。
日本の復興、高度成長を必死に支え続けた。

頑張るんだ。頑張るんだ。

それは自分だけではなく、家族や周囲の人々にも向けられる。

 

だが、時代は変わった。ときを支配するエネルギーの周波数が変わった。

 

惑星は、第二チャクラから第三チャクラの段階へと移行する。

前の世代から続く感情エネルギーがうまく解放できない魂は、感情が分からない、人間関係がうまく構築できないなどの現象となる。深刻化すれば、第二チャクラが司る肉体に病態を抱える。

ひとの世界ならば、「病気」というネガティブな現象として扱われるが、それはスピリットを介した大宇宙からのメッセージ。

惑星の動きとスピリットが同調、調和をしていないと教えてくれるメッセージ。

 

もちろん、第二チャクラが安定しないと上位の第三チャクラも正常に機能せず、集団の中に埋没した状態が続く。他者によって、他物によって自分の価値や存在を証明しようとする。「個」「自分自身」「自信」「パワー」を表わせない。

 

地球のアセンションは、第三段階から第四段階へと移っているという。

 

だが、日本は第二段階から第三段階を行ったり来たりしているような状態が続いている。

 

それは、戦争という暗いエネルギーにいまだ支配され、世代間でバトンリレーされたネガティブエネルギーが解放されていないことも関係しているように思う。

そのエネルギーは、主に女性性の解放という形で担う。

 

しかし、大宇宙や地球のエネルギーからするなら、日本のそれが遅々として進まない。

そのためなのか、解放されないエネルギーは、異界へも影響し、自然災害によって解放されている。

 

この世界の親子関係、親族、家系は、往々にしてソウルファミリーであることが多い。

過去生でもいくども出会い、過ごした魂同士。

なぜなら、出会い、過ごし、経験することによって、魂を成長させ、その本質を果たす役割をもって転生してきている。

 

大嫌いだ!

クソが!

いなくなればいい!

 

そのような親子関係ならなおさら縁は強く、魂同士サポートし合うことを決めて転生してきている。

 

だが、ひととしてこの世に生まれ落ちたときから徐々にそういったことは忘れ、気がつけば、傷つけ合った記憶しか残っていない。

あんな風に育てられたから、こんな親だったから。その想いに苦しむ。

過去生から続くネガティブなエネルギーが蓄積し続けている親を選んで生まれてきた子どもは、自分のカルマを大きく解消する意気込みで地球へやってきたのかもしれない。

その分。ひととして生きていくことが非常に辛い。精神的に追い込まれ、肉体的にも病気を発症することもある。

 

どんなに憎んでも親は親。
愛されたい、優しくされたいと強く願った子ども時代。
大人になって、もう、無理なんだ・・・と、諦めたつもりでも、こころのうちから湧く強い感情に苦しむ日々。

 

霊的なことをいうなら、それらもすべて設定してこの世界に転生してきている。

愛して欲しいのに愛されないことを経験する。

苦しみ、悲しむことを経験する。それらの感情を味わい、やがてはそれを解放し、惑星の暗く悲しく重いエネルギーを解放するためにやってきた。

霊的にいうならだ。

 

先代から続くエネルギーを飲み込み、翻弄され、自分を無くす。

自分を無くせば、物事はうまくいかない。心身が疲弊する。

嘆き続けることもできるし、ネガティブなエネルギーを解放することもできる。

 

「言うは易し」

そう思うこともあるだろう。

そう。頭とこころは違う。

頭で理解しても、内なる子どもが納得しなければ、感情エネルギーは解放されず、脳内変化も変容もおきない。

 

だから、変容はさておいて、まずひととして、これまでどんな苦しいことがあったのか?悲しいことがあったのか?自分は「いま」それについて「どのように感じるのか」。その時間をもつことが、とても重要だ。

自分に興味をもつ。

自分が「いま」「ここで」「どのように感じるのか」。

自分で自分に寄り添う。

 

霊的に成長するには、魂とつながり、大宇宙に導かれて生きるには、肉体を有したひととして感情・感覚を経験しなければならないこともある。

 

戦争を経験し、日本の復興、高度成長期を支えた世代が、第一チャクラ、ソウルファミリーが「ひと」としてこの惑星に安心安全な居場所を確保することを担った魂たち。

さらにその次の世代は、先の時代で感情を抑圧し、えんやこら〜と新しい日本の土台を築いた魂たちが背負った感情エネルギーと、それを引き寄せ大きくなった自分の感情エネルギーを解放する役割と個を確率していく第二チャクラから第三チャクラの課題を担った魂たち。

そして、次の世代は、個性を理解しつつも、自分以外、他の世界に共通性を見いだし、そこに愛を見つけていく第三チャクラから第四チャクラを課題とする魂たち。

それぞれの時代ごとに役割を担って転生したソウルファミリー。

 

その時代に生まれたからといって、すべての魂がそれに該当しているわけではない。
国のカルマや、その他の事情によっても違ってくる。
魂の本質、役割、段階によっても、魂の成長の進捗は異なる。

 

肉体

こころ(感情)

精神(愛)

 

地球のアセンションにともない、時代のエネルギーが表現するところは、「こころ」から「精神」へと移り初めている。

見える世界から見えない世界へ

そして、精神(愛)から魂(宇宙)へとエネルギーは変遷していく。