私にとって、「スピリチュアル」の世界とは、キラキラ、ピカピカしたものでもなかった。
自分で選んだ世界であったが、それ以上に凄まじいスピードと得体の知れないエネルギーでグイグイと引きずりこまれた感じがある。私を取り巻く環境、そして私自身もどんどん変化していく。
もちろん魂ではそれを選び、望んでいた。・・・のだろうが、意識と肉体がそれに追いついていかない。
エネルギーが変わる → 肉体がぐったりする → エネルギー体と肉体が一致する → 意識が変わる → 変容する → 結果が変わる。
これの繰り返しの１年。
スピリチュアルの世界を生きたい！という思いは、2年前の時点では、あくまで仕事の部分が大きかった。その世界を生きるというよりは、識りたいという気持ちだったかな。
当時の私がもつスピリチュアルの情報とは、本当に誰もが知っているようなレベルだったし、どこかの本に書いてあるような、ネット情報を拾ってきたような、そんなものだった。
そして、昨年5月、本サイト「Cosmic Academy Japan」をオープンし、そこからさらに強引とも思えるほどのエネルギーに手を引っ張られ、背中を押され、尻を蹴っ飛ばされ、頭の中を出たり入ったりする言葉、胸の奥の方でいてもたってもいられない気持ちを全身で感じ、神旅を始めた。
そこから、私自身が大きく変化した。
神々を身近に感じ、神々の声を聴き、神とともにあるということを理解する。そして、自分の内に神があり、それとつながっていることも実感した。
そして、その異次元の空間で、初めて神の声を聞いた。
これは経験が無いと、嘘っぽいとか、自分の声だろとか、空耳、思い込みと思われることは重々承知している。それもあって、これまで語ることに抵抗があった。
レイラインと呼ばれる場所やひとを寄せ付けない山深い神域などは、高周波数保たれ、天と地がつながっている。
そして、人間側の周波数が整い、受け取るタイミングの魂やそのお役目の魂の者であるのならば、そこにつながることができる。
この頃私の周辺でも、チラホラと神の声を聞いたという人々も現れている。
そして、それに戸惑っているひとも多い。
これは本当なのだろうか？ 妄想か？ 神様が話すのか？こんなことをひとに話したら、おかしいと思われるのでは無いか？
確かに、エゴによって踊らされている場合もある。
聞かされた声が波動の低い動物霊だったり、邪なるものだったりする場合もある。
また、現状のつまらなさや人生のつまずき、長年抱える劣等感から、特別な能力や特別なひとと思われたいために、聞こえてるっぽいことを言いたくなってしまうこともある。
だが、エネルギーをみると、それはすぐに分かる。
神界
霊界
幽界
現界
それぞれの世界は無数の階層に分かれているという。
魂がある階層によって聞こえてくるメッセージは異なる。
だから、幽界に取り込まれている魂が神界のメッセージを受け取るのは、難しいことだ。
魂の位置は、その入れ物である肉体とエネルギー体によって表現される。
しかし、神のメッセンジャー役といっても、そんなにかっこいいものでも無い。
神々からの招聘があった場合、自由意志によってそれを選ぶことはできるという。
シャーマンとなるか？ ならないか？
そもそも魂にその記憶があるかどうかもポイントになる。
私の経験からするなら、自由意志・・・あるのか？と、思う。
内なる声、欲求に従ったらなら、気がついたら、こうなってた！
しかも、従わなかったら、病気になったり、不運に見舞われるような情報まで見せられた。
意識的には人間界の享楽の中で生きたい！と、思うが、しかし、胸の奥の方でそれも虚しさを感じる。
従っているつもりはなかったが、人生振り返ってみるなら、私をコントロールするのは神だけでいい！的な意思表示は感じた。神の意思に沿って私が動けない状態となりそうならば、その要因となるものをことごとく排除する・・・的な力が働く。
神にとって都合が悪いひと、もの、場所は変えられていく。私の人生から消えていく。・・的な。
今となっては、神仕事をするひとだけに出会わされる。
お友達も親が選ぶ・・・的な。
だから、自由意志で選ぶというのは、少々疑問。
神はエネルギーとしてあるだけ。物質的な輪郭をもたない。
この世界で何かをしようとするならば、動かしやすい人間が必要ということ。
神という言葉を使っているが、高い周波数のエネルギーを「神」と呼んだの方が順番的には正しいか。
魂のミッションに関しては、意識的に選ぶというよりは、無意識の選択によるものが大きい。
結局「こうなっちゃった！」となるように思う。
さて、私の場合には、神々だけではなく、様々な精霊・スピリットの声を聴く。
それは時に、波動の低いものであったりする。
闇は誰にでもある。無かったら人間として転生してきていない。
当たり前のことを恐れる必要はない。
だが、自分の内の恐れがあまりにも強すぎると、闇も影も巨大化して見えてしまうこともある。
援助者の方が闇や影を手放せず、恐怖をもったり、敬遠すれば、そのエネルギーは行き場を失うし、反対に自分自身に引き寄せてしまうことがある。
異界のエネルギーに触れる場合には、それよりも強く大きなエネルギーに守られていること、援助者自身が恐れを手放し、周波数を上げていくことが必要だ。
私は、闇も影も「ある」エネルギーとして扱う。時に笑いを交えて祓っていく。
恐怖に恐怖が引き寄せられ、
笑いには笑いが引き寄せられる。
笑いのあるところは、波動の高い場となる。そのため、邪なるものはいたずらできない。
貧乏神を福の神に変える・・・とまではいかないにしても、闇や影となったネガティブなエネルギーがどのようにして、そうなったのか？ 光を当て、昇天させる。
ネガティブなエネルギーに同情も同調もしない。しかし、この世界の構造が闇や影を生み出しているのかもしれないと思うこともある。
自分にとっての闇や影、取り憑く邪霊や低級霊は、クラスの中のいじめっ子的な存在なのかもしれない。
元は愛と光だったが、ボタンの掛け違い、歯車が狂って、はたまたこの世界の経験のために低級な霊に身を落とした。
堕天使・ルシファーに愛されてしまったのだろうか。
そんなこんなで、私はセッションや瞑想、夢の中で、様々な異界を訪れる。
これまた経験がないと、ほんとか、それ？と思われるかもしれないが、この1年ほどのガイドたちのスパルタ教育によって、今ではそれをやっている。
正直に言えば、このサイトができた頃に、異界と書いていたが、実感が無かった。
今は、1日の大変を様々な異界の境界を行ったり来たりしているが、冒頭で述べたように、私にとってそこはピッカピカでもキラキラな場所でもない。
案外、ここは非武装地帯か？と思えるほど暗いところも多い。
スピリチュアルの世界は、天使だとか、女神だとか、愛とか、光とか・・・そういうものでは〜？と、思っていたが・・・どうやら違うエネルギー地帯もあるようだ。
荒涼としている。
はて？ 私はどうしてここに来たのだろうか？
実は、それが魂の目的であり、役割、使命だと気づいた。
この世界は、新しい時代、新しい段階に入って間もない。
今は、改革の時。
「恐怖」という古いエネルギー体質から、「愛」へと移行が始まった。
だから古いエネルギーはどんどん浄化し、クリアにしていく必要がある。
それには、古いエネルギーが充満している場所、浄化が必要な場所が働き場所となる。
おいおい！ スピリチュアルの世界って、もっと夢に溢れた、綺麗な世界じゃ無かったの〜？と、思ってみるが・・・。
スピリチュアル的な共通用語で語るならば、私の魂は、ライトワーカーであり、ワンダラー。
この世界が変革の時だからこそ、転生して来ている。
この世界が安心、安全、高い周波数とエネルギーを保ち続けられていたならば、やっては来なかった。
地球のアセンションが始まり、いずれは大いなる宇宙とのワンネスへ向けて、浄化が必要、恐怖から愛への変革が必要な時、神界にある神々とともに、また地上においては様々な役割や使命をもった宇宙ソウルとともに、この世界全体の変革をサポートしていく。
それゆえに、
天と地をつなぐ・・・なのだ。
天においての神々、
地においてはスターシードを始めとする宇宙ソウルの魂
これは、決して映画の話ではない、妄想でもない。
その魂のものならば、ハートのチャクラを介して胸に響くだろう。
忘れていた記憶、魂の使命を思い出すだろう。
なぜなら、これは大いなる宇宙からのメッセージだから。
出会った方に、戦士のようですね。と、言われたことがあった。
戦争が好きとかそういうことではなく、精神性のことをおっしゃっている。
確かにワンダラーは、大いなる宇宙の意思に沿って、神々とともに、強い信念に基づいて使命を果たそうとする。
だから、この世界の常識に囚われること嫌う。
聴くべきは大いなる宇宙の意思であって、この世界の常識は二の次になる。
人間的には調子っぱずれだが、神仕事になるとひとが変わる！
また肉体をもつ人間として経験し、学びを繰り返しているので、人間であることの不安定さは重々承知している。
聞こえて来た声が誰の声なのか？それを疑っては、信じて、疑っては信じてを繰り返す。
だからだろう。「自分をやめる」というメッセージがきたのは。
この世界においての経験、エゴを徹底的に手放す。この魂が放つエネルギーだけになる。
ところで、この世界の「スピリチュアル」という言葉には表裏、別々なエネルギーを感じる。
表スピは、人間が幸せになるための世界。天使だ、神様だ〜とキラキラしている。
裏スピは、映画「マトリックス」のような世界。この世界の構造改革、システム変更が主目的。
これまで「スピリチュアル」という言葉に違和感があったのはそのためだろうか。
表スピだけを見ようとしていた。
そして、これから地球時間にすれば長い時をかけて、表と裏が統合していくのだろう。
これまでは、スピリチュアルという特別な世界を作り出して、そこだけがまるで天国であり、真理であり、天使も神もあらゆる幸せになるグッズが揃っているように見せられていた。
これからは、この世界そのものが恐れや苦しみ、悲しを浄化させ、大いなる宇宙と一体となり、愛と光に満ちていくようになる・・・はず。まだ長い時間がかかるだろうが。
さて、ここで語ったことは、天への意思表示になる。
それを受け取った天は、相応の形で地へ返してくる。
本日の宣言は、「この肉体がある時まで天と地をつなぎ、大いなる宇宙の愛と光をおろします！」だな。
この世界のシステム変更という裏スピ活動もするために転生してきた魂は、精神的なタフさが求められる。
ネガティブなエネルギーに同調することなく、他者の声に惑わされることなく、自分の感情と思考に混乱することなく、いつでも魂の声に耳を傾け、それを信じて行動する。
そして、ワンネスへ
