八百万(ヤオヨロズ)「まんぷく」ロケ地で迷子! 滋賀・日吉大社 東宮 奥宮

2018.11.20  Chikako Natsui
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関西 神旅 日吉大社 東宮編

この日は比叡山の麓にある日吉大社へ参拝。

ここは、私の産土神社でもある日枝神社の総本山。
昨年末、自分の産土神社を知ってからは、いずれ訪れてみたいと思っていた。

 

全国に約2,000社ある日吉・日枝・山王神社の総本社である。通称として山王権現とも呼ばれる。猿を神の使いとする。西本宮と東本宮を中心とする400,000m2の境内は国の史跡に指定される。
文献では、『古事記』に「大山咋神、亦の名を山末之大主神。此の神は近淡海国の日枝の山に坐し」とあるのが初見だが、これは、日吉大社の東本宮の祭神・大山咋神について記したものである。日枝の山(ひえのやま)とは後の比叡山のことである。日吉大社は、崇神天皇7年に日枝山の山頂から現在の地に移されたという。
西本宮の祭神・大己貴神については、大津京遷都の翌年である天智天皇7年(668年)、大津京鎮護のため大神神社の神が勧請されたという。(ウィキペディアより)

上記のように、比叡山の裾野に広がる日吉大社の境内はとにかく広かった。

訪れた日は秋晴れの過ごしやすい陽気。そしてここは紅葉が有名らしい。3000本あるとか。
一の鳥居の周辺にもすでに真っ赤に色づいた紅葉が出迎えてくれた。
また、視線の先に見える比叡の御山と太陽の光を目一杯浴びた紅葉のコントラストが、まるで久しぶりの故郷に帰って来たような感覚を思い起こさせ、癒され、胸が高鳴る。

日の光、風のそよぎ、気温、紅葉、神社周辺のエネルギー全てが心地良い。

そして、最初に目指したのは、東本宮。

主祭神は、大山咋神。

私の産土神社でもある日枝神社の御祭神。

大山咋神とは?
大山に杭を打つ神、すなわち大きな山の所有者の神を意味し、山の地主神であり、また、農耕(治水)を司る神とされる。『古事記』では、近江国の日枝山(ひえのやま、後の比叡山)および葛野(かづの、葛野郡、現京都市)の松尾に鎮座し、鳴鏑を神体とすると記されている。なお、大山咋神は里山に鎮まるとされることから、『古事記』の「日枝山」とは、比叡山全体というより、里山である八王子山(比叡山の一部)を指すとする説もある。(ウィキペディアより)

出迎えてくれたのはカニ!

 

猿岩

 

「まずはここでしょ!」

私が参拝したのは、11時を過ぎた頃だった。しかし、境内には私の他に、ふた家族ほどしか見当たらなかった。

「日吉大社は人気が無いのかな?」

京都駅周辺のひとの賑わい、混雑を思い出しながら、そんなことを考えた。

いやいや、実はこれ、神様のご配慮だった!

私が本殿へ参拝する頃になると、完璧なひと払いが行われたのだ。

東宮には、私以外に参拝客は無し。

穏やかな風を頬に受けながら、大山咋神へのご挨拶。

それは長らく家出をしていた娘が父の元に久しぶりに戻って来たような感覚。

広い境内に私一人の時間が静かに過ぎていく。一番大好きな時間!

ところで、神社を訪れたとき、神様からの歓迎サインというのが、下のようにいくつかある。

人払いが起きる
雨が降って来る
風が吹く
神事が催される
生き物に遭遇する
どこからともなく葉っぱや花が落ちて来る・・・など。

さて、人払いもいよいよ終わり、何組かの観光客がやって来た。
私だけの静かな時間も終わったので、腰を上げ、東宮を後にした。

山門を出たところで、これから東宮に入ろうとしている方と出会った。
入り口の案内の方に質問をしていた。

その内容は、日吉大社の奥宮のこと、また、奥宮へ行く手前を曲がると朝のテレビ小説「まんぷく」のオープニングのロケ地があることなども含まれていた。

奥宮に行きたい!
「まんぷく」ロケ地にも行きたい!

と、こころの中で思い、先ほど知り得たばかりの情報を元に、そちら方面へと向かった。

一段がやたらと高い階段を登り、奥宮〜を目指して歩いているつもりが・・・。

何やらどんどんどんどんと鬱蒼とした森の中に入って行く。

本当にここか? 自問自答・・・答えが返って来ない。

奥宮というと、確かに鬱蒼とした山の中にあったり、森の奥深いところにあったりすることも多い。・・・しかし、今回は何か違うような、何か間違っているような・・・気がしないでも無い。

お約束の迷子か? はたまた試し? 修行?

以前なら、スピリットガイドがおじさんと化して現れ、導いてくれたりすることもあった。

だが、自分自身がバージョンアップしているので、ガイドがひととなって現れるというより、「直感に従え!」的なレベル段階に来ている・・ような。と、ひとり納得する。

道なき道を恐る恐るも少しだけ踏み分けてみたものの、何か・・・やっぱり・・・違うような気がする・・・。
あるところから、あからさまにエネルギーが変わったのが分かったからだ。

「ここはひとのエネルギーが余り感じられない」

というのも、私の前に何組か奥宮を目指して階段を上がって行ったのを見ていた。
それなのに、今、私がいる場所には人間的エネルギーを余り感じられない。
私は警察犬か?と若干その時思ったほどだったが・・・。

「違う! こっちじゃない!」「間違っている」

内なる声がそう告げる。

もし、奥宮がこっちだったとしたら、今回はパスってことで・・・
まだ、私は自分を手放してない、神仏に委ねることができないってことで・・・
臆病ってことで・・・誰と会話してるんだ?と思うほど、頭の中で色々と言い訳を始めながら、来た道を引き返す。

間も無く、先ほどまでいた東宮の境内が見えた。
瞬間、大山咋神のエネルギーを強く感じる。笑っているような、愉快な、軽妙なエネルギーをキャッチした。

いやいや笑いごとではないよ・・・と、また誰に向かって話をかけているんだ、私?と、思いつつ歩き続ける。

さっき登った階段までたどり着き、ホッと一息。

なんと! その視線の先には歩きやすそうな道があるのを発見!しかもハイキング的な格好をしているひとが、ひとり、またひとりと降りてくる。

「もしかして、こっち?」

そこで、その道から降りて来た方に聞いてみることにした。

「この道の先が奥宮ですか?」

「はい。そうです。15分、20分くらいかかります」

そう聞いて安心したような、やり直しなんだ〜とがっかりしたような気持ちになった。が、しかし、奥宮には行きたい!

今度は、森にはなっていないが、微妙な傾斜の坂道を歩き始めた。

疲れた。本当、疲れた。

なんなんだこの傾斜? こころの中で、少々悪態をつきながら、それでも奥宮を目指して歩き続ける。

そして、到着!

日吉大社の始まりはここ!

この磐座。

大山咋神が初めてこの地へ降り立ったのが、この磐座という。

そして、ヒーヒー言いながら、悪態をつきながら登って来ただけあって、眼下の眺めは素晴らしい!

日の光を受けて、琵琶湖が輝いている。

天を仰げば、龍雲からの祝福!

頂上で休まれていた方と少し言葉を交わしたら、なんと!ご夫婦でいらっしゃったお二人は横浜在住という。

ここで出会って言葉を交わすのも何かのご縁!
以前もそんなことがあったな〜と思い出しながら、風に吹かれる。

ひととおり汗もひいたので、身体が疲れを感じる前に下山と思い、せっかくのご縁ながら、お暇を告げて、来た道を引き返した。

降りるのは楽かと思いきや、これまた微妙な傾斜の坂道。足に、特に膝に負担がかかる。
下山後は足が震えるだろうな〜などと想像しながら、小刻みに歩を進める。

ようやくスタート地点の階段までたどり着き、今度こそ本当に、東宮を後にした。

ところで、先ほど奥宮と思い込んで歩き始めた道が、「まんぷく」ロケ地がある場所らしい。
そして、その先は比叡山の横川に通じているという。

私は比叡山に対する想いが強い。
あの御山のエネルギーが大好きだ。
そのせいもあってか、無意識にそちらへ行こう行こうと身体が動いたのかもしれない。など、あとから思ったりもした。

日吉大社HP

 

(以下、日吉大社HPより抜粋)

日吉大社について

比叡山の麓に鎮座する当大社は、およそ2100年前、崇神天皇7年に創祀された、全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮です。平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として、また伝教大師が比叡山に延暦寺を開かれてよりは天台宗の護法神として多くの方から崇敬を受け、今日に至っています。

日吉大神のご神徳

方除け・厄除け・縁結び・家内安全・夫婦和合・商売繁盛等

山王七社

東本宮  大山咋神
西本宮  大己貴神
宇佐宮  田心姫神
三宮宮  鴨玉依姫神荒魂
牛尾宮  大山咋神荒魂
白山宮  白山姫神
東本宮境内 鴨玉依姫神