農業で輝ける世界作り 地球の守り人 中原 稔コラム

皆様、あけましておめでとうございます。

お岩木山自然農園の中原稔と申します。
私は青森県弘前市、お岩木山の麓で
自然栽培の野菜を育てています。

このたび、夏井様よりコラムを書く機会を
いただきました。ありがとうございます。




「農業を通して、すべての命がありのままに
輝ける世界を実現すること」が私の使命であり、
会社の理念です。



10年間農業に従事して気づいたことがあります。
それは、この世界に存在するものにはひとつとして
不要なものはなく、すべての命がこの地球を豊かに
繁栄させるために存在しているということです。


雑草も虫も病気もすべて必要なものだからこそ
存在しています。

彼らにもきちんと役目がありその役目を
全うしているのです。
自然の摂理をよく観察すれば、どうすれば調和の
とれた生き方ができるかが見えてきます。



しかしすべての命の中で唯一、人間だけが
この世の使命を忘れてしまっています。

そのために苦しみ、悩み、争い、地球環境を破壊
しています。もう一度人類がその使命を思い出した
ときが、世界が平和になるときであり、美しい地球を
取り戻すときなのです。

そのために私は農業を通して、人類が目覚める
お手伝いをさせていただく所存です。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。



当園では無農薬なのに虫が食べない野菜作りを
しています。無農薬だから虫が食べる野菜が
当たり前だと思っている人が多いと思いますが、
実はそうではないのです。
本当に美味しくてエネルギーの高い野菜は、
農薬を使わなくても虫が食べず健康に美しく
育ちます。


この辺りのメカニズムについては次回あらためて
詳しく説明させていただきます。



自然の摂理に則った技術は現代人の想像をはるかに
超えて素晴らしいものです。

自然と共にあった古代文明の賢人たちはこの技術を
当たり前のように使っていたことでしょう。
しかし現代文明は自然を破壊して発展してきたため、
その叡智を失なってしまったのだと思います。



私たち人類はもう一度、大自然を敬い、
美しい緑の星地球を取り戻さなくてはなりません。
そうしなければ人類に未来はないのですから。
私たちにできることから始めていきましょう。

私には夢があります。それは日本全国、
世界中にエコビレッジを作ることです。
エコビレッジには理念の4本柱があります。

その4本柱とは、食と医療と教育と
エネルギーの自給です。
大量生産大量消費の資本主義社会から一線を画し、
循環型の独立したコミュニティーを作りたいと
思っています。

そこで暮らす人々は、自分の得意なことで
世の中に貢献し、ありのままの自分をさらけ出し、
毎日を活き活きと楽しく過ごしています。

価値観の多様性を受け入れて、否定することをせず、
調和を持って良しと成す。

そんなコミュニティーづくりの第一歩として、
まずは無農薬の野菜作りから始めています。

一緒にエコビレッジを作り上げる仲間を募集しています。
共感してくださる方は是非Messengerでご連絡ください。

(文:

地球の守り人  中原 稔)

中原 稔 
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